中国に興味がある人は読んでみて

最近こんなの読みました。

「ワイルドスワン 上下巻」・・・著者の祖母、母、本人の体験をもとに中国軍閥時代から抗日戦争、国共内戦、毛沢東支配時代を描いたドキュメント
「マオ 上下巻」・・・毛沢東の真実を暴いた本。十数年の歳月、500人近い当時の関係者、膨大な資料を参照した毛沢東研究家も驚く歴史書。

両著共作者 ユン・チアン氏

う~む、非常に考えさせる本です。特に、「マオ」は今の中国(・・というより共産党指導部)の本当の所を表しているようです。
詳しい内容は書きませんが「マオ」の要点は、神格化されてきた毛沢東が実は残虐極まりない暴君で抗日戦争で犠牲になった人を遥かに上回る7000万人もの人々の命を共産党設立から大躍進時代、文化大革命で奪った・・という事です。

共産党指導部の本当の所・・・今の日本たたきの背景には、自国の政治不安から目を逸らすためとの論評をよく目にします。でも実際は、毛沢東の真実から目を逸らすためではないかとも思います。

昨年北京に行った時、こんな事を見聞きしました。
○案内して頂いたガイドさん曰く「毛沢東と抗日戦争の映像は、毎日一度は流れる」
○毛主席記念館(毛沢東の死体の実物を安置)には毎日十万以上が訪れる
○万里の長城には、抗日戦争時の写真パネル展示

以上からも、依然として毛沢東は神格化され日本はたたかれている。
神様のような人が、日本軍より悪かったという認識が広まれば国内を大きく揺るがしかねません。

こんな仮定がなりたてば、靖国問題は参拝を止めさせる事を目的としていない(むしろ迎合して欲しくない)のかもしれません。

事実は事実として興味がある人は読んでみてください。



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