ヤマトオートワークスの衝撃
2/3(金)の日本経済新聞、企業欄の見出しに目が止まった。
『トラック整備、夜間・休日に ヤマト、中小事業者向け展開』
・・・ついにきたかという印象です。
従来トラック車検整備業というのは、工場の設備投資が大きい、広い敷地が必要、地元企業同士のつながりが大きい点でトラックディーラー及び地元整備業者を中心とした展開で、乗用車のように異業種や大資本の参入は無かったように思います。
そこに、ヤマトグループの車検整備業を一手に引き受けていた『ヤマトオートワークス』がグループ外の、中小トラック事業者をターゲットに参入してきた訳です。
http://www.yaw.co.jp/
しかもその陣容が、24時間年中無休というサービス過剰のこの業界でも群を抜く体制。
現在運送会社は廃ガス規制による減車のあおりで、週末に車検を集中させる傾向にあります。
そこに、ヤマトがこの体制で参入すればユーザーニーズに合致し、必ずや需要があると思われます。(トラック事業者は、稼ぐ車を休ませる必要が無い訳です)
今は、全国60拠点程度でその影響は限定的だと思われますが、儲かるビジネスモデルとなれば一挙に拠点を増やす事が考えられます。
昨年の持ち株会社移行による影響と思われますが、新規設備投資が殆どいらないという点で、ヤマトグループにとっても宅配便事業以外で大きな目玉の一つになる事間違いありません!
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